保管方法
押し花の 保管方法 を知らずにいくつものお花をもったいないことにした、板阪です。
最初に教えていただいた方法は、
「クリアポケットのあるファイルに入れ、海苔に入っている乾燥剤をところどころに入れる」
でした。
取扱説明書などの差し替えが上部から簡単にできる、ファイルですね。
そのファイルで保管していたお花がこちら
いくつか捨ててしまったのですが、もったいなくて取っておいたガーベラがこちら。
このガーベラ、元は薄いピンクでした。
ガーベラってね…買うと高いんですよ…(ノд-。)クスン
元の色はこちら⇩
赤系の退色は他の色より早いんです。
理由は…こちら⇒⇒長時間使うと アンティーク調 に…って? | セレブレジンアクセサリーStudio*Ask (studioask.net)
教えていただいた方法は間違い?
結論から言うとあまりよくないのですが、教えていただいた方はそれでよかったんですね。
なぜかというと、
生徒がいっぱいいたから~♪
すぐに捌けてしまうからです。
色が変わる前に無くなる(売れる)ので、よかったんですね~。
押し花が嫌がること
光と空気と湿気!!!
紫外線⇒変色
酸素⇒酸化を進めてしまう
湿気⇒変色を促してしまう(有機物の変化を促してしまう)
を引き起こします。
古くても保存がいいもの
知り合いのかたが押し花をされていて、
「数年前のだけど~!」
といただきました。
色がほぼ抜けていないっ!!
それはもーーー、びっくりしました。
保存方法をお聞きしたところ、上記の押し花が嫌がることをみっちり教えてくれました。
正しい 保管方法
押し花が嫌がることを踏まえて…
①チャック付きの袋
②暗いところ
③湿気の少ないところ
①~③を踏まえて保管をします。
!ここで注意!
チャック付きで有名な袋のジップロック。
通常のジップロックなどの食品用のビニール袋は見えない穴が開いているんですよね~。
みなさん、一度は冷凍焼けしたものを見たことがあるのではないでしょうか?
冷凍焼けは乾燥して起こるものなんですが、ジップロックに入れておいても冷凍焼けする理由は、穴が開いているからなんです。
そういう理由で、ジップロックは使えません。
そこでヴォーグ社の花保管袋を購入。
これも押し花をくださったかたにオススメされました。
花保管袋M 1個セット: 材料・用具 | 手づくりタウン 日本ヴォーグ社 (tezukuritown.com)
嬉しいことに湿気が多くなってくるとピンクに変わるシール付き。
湿気が溜まってピンクになった場合、中に入れている給水和紙↓を電子レンジで温めて乾燥させ、また中に入れるだけ。
↑ただの紙に見えますが、和紙でできています。
空気を抜いてチャックを締めます。
あまり入れすぎるとお花をつぶしてしまうのでやめたほうが良いと思います。
パラフィン紙、オーブンペーパーなどで覆ったものを4,5冊入れるくらいでしょうか。
正しいお花の取り扱い方
人間の手って、いろいろなものがついていますよね。
常在菌もほとんどの人がついているし、湿気もある。
油だってついている。
そんな手でお花を触ると…変色します!!
ピンセットでやさしくつまんでください。
つまむときは、なるべく固いところをつまむことをおすすめします。
花びら部分をつまんだり、つんつんすると、そこから変色する&レジンが染みこんでしまいますよ~。
保管方法 の まとめ
これからお花を入れたレジンで加工する人や、押し花をしてみたい人の参考になればと思います♪
押し花自体は押した瞬間から劣化が始まります。
すぐに使うのが一番ですが、どうしても数には負けてしまいますよね。
なるべく綺麗に取っておくための手間暇を惜しまないようにするのが一番です。
1 thought on “押し花の 保管方法 と扱い方 : 体験しました!”